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2005/05/05

PRESS RELEASE

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日本流通産業新聞2005年4月28日・5月5日合併号に認証マーク掲載

特定非営利活動法人 代替医療研究機構は、消費者教育の拡充とまじめな健康食品企業の支援を目的に認証サービスを行っている。
同団体は、もともとは01年に設立された医師らによる研究活動のための有志団体。がん患者にアガリクスを摂取する者が多かったことから消化器専門医である佐々木氏らが疑問を持ち、アガリクスメーカーと共同で有効性に関する研究を行ったのが発端だ。35人を対象にシングルブラインド試験を行ったところ、がん患者のQOLの向上について有意差が見られたため、消化器病学会で発表を行った。
翌02年には同団体をNPO法人化し、認証事業を本格的に開始。現在は、東京大学、帝京大学、北海道大学などの教授・助教授など40人がアドバイザリースタッフとなっている。
同団体では、(1)安全性 (2)トレーサビリティ (3)安定性---が製品認証の前提条件となる。安全性については食品分析センターによる重金属・残留農薬データなどの提出を義務付け、同団体側でも再分析を行い確認する。
そのうえで、有効性について査読のある学術誌の掲載か医学の学会での発表を経ている論文が必要となる。
こうした資料をもとに臨床医学、基礎医学、臨床薬学、栄養学、品質管理のそれぞれの専門家5人からなる委員会で認証の可否を判断する。
現在、健康食品4種について認証を与えており、6種について審査を進行中だ。これまでに認証を得られなかった製品が18種類あるという。
認証の初期費用は交通費、人件費、分析費、試験費などの実費のみ。認証後、認証商品の販売価格の0.75%を徴収する。
認証商品については、学術集会や説明会に、実費程度で同団体の医師が赴き商品説明を行う。
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